きろく

学問もがんばりたいし運動の習慣もつけたい

2021年の振り返り7【冬編】

秋学期開始と越冬1

 10月から大学の秋学期が開始しました。実家で家事をすることもなく楽しいことばかりをして1カ月ほど過ごしていたので、一人暮らしのアパートに戻ったときはまるで夢から醒めたような気分でした。朝起きても一人、夜寝るときも一人で、一人暮らしを始めた頃のような寂しさを日々感じていました。

幸い、大学のサークル活動が春よりも活発になり、大学の人と過ごす時間が増えたり[1]、新しい友達ができたりしていたので、再び暴食したりすることは無くなりました(多分)。

 ところで、11月頃に、ある航空会社が「茨城HAPPYキャンペーン」なるものを行っていたのをご存じでしょうか。その内容は茨城空港と全国各地を結ぶ便が数量限定で格安になるというもので、各便10席ほどとかなり限られた数ではありますが、片道約2000円で県外に行くことができました。

私の友達はこれを利用して、はるばる茨城までやってきてくれました。普段茨城空港を利用することがないので、初めて茨城空港に出向かい、友達を迎えに行ったり見送りにいったりしました。その頃には茨城の寒さは厳しくなりつつ[2]あり、本格的に冬を越せるかが心配になっていました。[3]

 

越冬2

 あっという間に11月が過ぎ、12月がやってきました。11月の時点で寒さに悲鳴を上げていた私は、12月のあまりの寒さに耐えきれず、再び引きこもり生活をはじめていました。そして、驚かれるかもしれませんが、私はあまり鍋というものをしたことがなかったので、たぶん生まれて初めてになったであろう[4]鍋を友達の家でやりました。

 12月中旬、私と仲良くしてくれている友達の一人が、20歳になる前にやりたいことがあると言っていたので、授業の合間を縫ってそのうちの1つである2泊3日の沖縄旅行に出かけました。こうやって平日でも旅行に行けちゃうあたり、大学生みを感じますね。

南国は12月でも25度くらい[5]の気温で大変に過ごしやすく、茨城に帰らずにこのまま地元で冬を越そうかと考えてしまうほどでした。私の地元では自然を見て季節を感じることがほとんどなく、冬だろうが夏だろうがバナナの木やパパイヤの木、ハイビスカスなどをその辺でよく見かけます。当たり前のことですが、本土ではそのことは普通ではないので、私の友達は、近所のバナナの木を見て驚いていました。茨城に帰りながら東京の観光もでき、とてもいい思い出となりました。

 12月後半のイベントと言ったとき、皆さんなら何を思い浮かべるでしょうか。やっぱりクリスマスですよね。私は、誰が何と言おうとクリスマスこそが12月のメインイベントだと思っているのですが、筑波大学にはクリスマスがありません。ないというのはどういうことかというと、クリスマスを考慮して、冬休みになったりはしないということです。

今年はクリスマスイブが、がっつり期末試験にかぶっていました。他の大学がクリスマスをさせてくれる日程になるのに対しうちの大学ではそうでないことを恨みつつ、期末の勉強にとりかかりました。溜め癖のある私はここでもしっかり授業を溜めていたので、またまた死ぬような思いをしていました。

なんとか試験を切り抜け、短い冬休みを使って1週間ほどプチ帰省をしました。やっぱり地元に帰ると暖かくて、どうにかして宅通することはできないのかと考えていました。[6]

 

越冬3

 実家から茨城に戻った私は、空白の2週間を過ごしていました。わかる人にはわかると思います。でもそれのおかげで生活習慣をコントロールでき、割と減量することができました。やせた話はまた今度記事にします。

この時期になると授業自体は少なくなっていくので、空いた時間は遊園地に行ったりまだ行ったことのない場所に行ったりしていました。期末試験が終わった後はバイトをしたり、友達が遊びに来たりしていました。友達とは1人じゃなかなか勇気がでなくてできないこともできてしまうのでいつも感謝しています。[7]

 3月になって、大学のサークル活動が制限されているなか、やっぱり寒いし実家しか勝たん!ということで再び帰省しました。実家にいるとできること[8]が本当に多くて、アパートにいるときに比べて虚無っている時間が少ないし孤独じゃないので精神が豊かになります。

別になにもしないことや孤独でいることが精神を病むとは言いません。私は適度な距離間で人と過ごすとか色々なことをするのが好きだというだけで、これは好みの話だと思います。思うままに楽器を演奏したり、ドライブに連れて行ってもらったり、図書館で本を読んだり、、、

この生活がもうすぐ終わってしまうと考えると少し寂しいですが、また4月からは新しく友達ができたり後輩ができたり、また色んなことが経験できると考えるとそれはそれで楽しみでもあります。今年は、病まないようにちゃんと外出をして生活習慣も良くしてもっと自分のことを好きになれたらなあと思います。

 

2021年の振り返りがかなり長くなってしまいましたが、この辺でおしまいにします。ここにかけていない小話的なのもたくさんあるので、思い出し次第また更新していきます。最後まで読んでくれてありがとうございました。またブログに遊びに来てね

 

[1] この頃だったか、紅葉が綺麗な季節があり、大学の先輩方と紅葉狩りに行きました。地元では年中常緑樹が生い茂り、紅葉はおろかどんぐりすら目にすることが珍しかったので、赤や黄色に彩られた木々を見るたびに感動していました。同時に、落葉があると掃除が大変そうだな、とも思いました。

[2] 友達が私の家に滞在している間、深夜にカラオケに行ってアパートまで歩いて帰ったことがあったのですが、その時の気温は2度と、とても私たちが耐えられるような温度ではなかったことを覚えています。帰宅後暖房と間違えて冷房をつけてしまい、室温が5度になってしまいました。あのときはごめんね。

[3] 本土の人と南国の人とでは「寒い温度」の定義が大きく異なります。私たちにとって(冬でも)19度は寒い温度ですが、雪が降ったりする本土の人たちからすると15度以上は暖かい温度と感じるそうです。19度でどれくらい寒がっていたかというと、高校の制服に毛布を巻いて登校していたくらいです。私の友達のAちゃん(今は北海道にいます)はマフラーを巻いて登校していました。

[4] もしかすると実家で鍋したことがあったかもしれませんが、みんなで鍋を囲んでキムチ鍋にするだとか豆乳鍋にするだとかいう風なことをした記憶はなかったのでそう書きます。やったことあったらごめんなさい。

[5] クリスマスもお正月もクーラーをつけたりするくらい暑いし日差しが強いです。あと日が落ちるのが遅い。

[6] 茨城HAPPYキャンペーンを行った某航空会社が、新たに定額制で飛行機に乗り放題というキャンペーンを行っていました。それを利用すれば週1くらいで対面の授業があるときに使えそうだと思いましたが、残念ながら週に6時間も実験があったり期末試験が対面だったり、実家から大学まで片道6時間ほどかかってしまう計算になったりと現実的ではなかったので諦めました。あと飛行機代がどうにかなっても電車代が馬鹿にならなかった。

[7] 朝6時30分に家をでるというのに朝起きて唐揚げを作り始めた日もありました。思い付きで東京に遊びに行った日もありました。楽しいけど睡眠時間を削りがちなので次遊びにくるときは睡眠時間を削らなくても良いように工夫をしたいです。

[8] できることが多いのもそうですがなんといってもやるべきことが少ない!家事をしなくてもいいし、なにもしなくても美味しくて豪華なご飯が出てきて、お皿も洗われていて、洋服もかごに入れたらいつの間にか洗濯されて箪笥にしまってある。。。一人暮らしをしていなければこんなに感謝していなかったかもしれません。本当にありがとう。